私は1980年に「臨床現場の近くで仕事がしたい」という思いのもとエムシーを創業し、関東を営業地盤に循環器系医療機器の取扱いに特化した事業を推進してまいりました。その中で共通の理念・思いを持たれている経営者との出会いがあり、現在は本州主要都市に営業基盤を有する医療機器商社グループへと事業を展開しております。また、過去に外資系メーカー様と合弁会社を設立した経緯から、医療機器の製造販売機能もグループ内に保有し、今まさに医療を通してより多くの方へ貢献するための事業基盤が整ってきたところであると考えております。
ご存知のとおり日本の少子高齢化の進展により国民医療費は増加の一途をたどり、それを抑制するための施策により医療業界も日々変化しております。一方で、医療産業を日本の成長戦略の一環として位置づけ、国をあげて後押しする動きも見られております。このような環境のなか当社グループは、国内外を問わず医療分野全体を見渡せるようなグローバルな視野、医療現場の様々なニーズに対応できるようなきめ細かな視点、そして市場変化に柔軟に対応できるようなしなやかさを大切にし、多様化する医療現場のニーズに対しグループ一丸となって新しい価値をより具体的に創造し続けてまいりたいと考えております。現在、世界の中でも高齢化社会の到来で先行している日本でありますが、この環境をマイナスと捉えることなく、先に体験出来るチャンスとして受け止め事業を推進していく所存です。
常に医療現場に関わりながら、医療に従事される方、医療を受けられる方、ひいては社会全体に貢献できるよう当社グループが目指す目標に対し怯まず挑戦を続け、日々業務に精進してまいります。
今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。